火精
第11話・・・「破壊」
由紀は怯えた瞳でわたしを見つめる。 「大丈夫、優しくしてあげるから」 そう言いながら、由紀の身体に覆い被さり、彼女の唇に唇を重ねた。そして、無理やり彼女の唇をこじ開け、舌を口内に侵入させ由紀の舌に絡めた。 「ん、んんっ」 新鮮な「精」が身体に満ちてくる。美味しい、由紀の「精」が美味しい、由紀の唇が、由紀の唾液が美味しい……わたしは多少物足りなかったがいったん唇を放した、由紀は恍惚の表情でわたしを見ている。 「もっと、キスして欲しい?」 わたしの問いに由紀はコクンとうなずく。 「でも、おあずけね。由紀の可愛いとこ見てからね」 そう言って、わたしは長い舌を出すと由紀の唇をぺろっと舐め、そのまま舌を彼女の身体を縦断するように、下に向かって這わせ始めた。 唇から顎、喉を伝わり鎖骨の間、胸の谷間にに差し掛かると、由紀は小刻みに震えだした。ついでに両手で乳首を刺激してあげると、ピクンと痙攣した。そしてお腹、おへそに達するとわたしは丹念におへそを舐め始めた。 「あぁんっ、な、なんで?」 由紀は嬌声を上げ身体を跳ね上げようとした。もちろんわたしはそれを許さず身体を押さえつけて、知らないふりをしたままおへそを舐めつづける。 「ああぁ、なんで、、お、おへそが……おへそがイイのぉ、へん、変になっちゃう。わたし変になっちゃう……」 身体をくねくねと悶えさせながら、あえぐ由紀。わたしはその姿が面白くなって、調子に乗ってどんどん舐める。でも、絶対ここでイかせるつもりはなかった。こんな所でイかせたら面白くない、その気になれば何時間でもイかせることなく悶え続けさせることだって出来る、何時間も、いや、何十時間も絶頂を迎えることなく快感に狂いつづける由紀……想像するだけでアソコが濡れてくる。 「あぁぁ、だめ、もう出ちゃううぅ、出ちゃうの……」 出ちゃう? ふふ、そう言うこと……わたしは無視しておへそを舐めつづける。由紀は両手でわたしの頭を押しのけようとするが、びくともしない、当然だ。 「も、もうだめ、出ちゃう……」 由紀がそう言うと、わたしの胸の辺りに冷たいものが当たり、ほのかなアンモニア臭が漂い始める。由紀はわたしのおへそへの執拗な責めに絶えられずに、ついに失禁してしまったのだ。わたしは顔をおへそから離し、由紀のアソコからおしっこがこぼれるのを凝視する。 「あぁ、み、見ないで、お願い」 「ふふふ、由紀、おもらししちゃったんだ、そんなにおへそがよかった?」 由紀は涙を流して顔を染めている。 「由紀のおもらし見るの、これで三回目かな?」 「や、やめて」 わたしの言葉に由紀は慌てた。 「最初は、幼稚園のとき、先生にどうしてもおトイレ行きたいって言えないで、泣きながらおもらししちゃたね。二回目は、小学校二年生の遠足のときだったかな?」 「や、やだ、言わないで……」 懇願する由紀、でもわたしは止めるつもりなど毛頭ない。今まで、由紀のおもらしの話をしたことは一度もなかった、由紀を傷つけたくない辱めたくないから。でも今は違う、辱めたい、傷つけたい、メチャクチャに壊したい……ただそれだけだ。 「途中にトイレがなくって、由紀ったら歩きながら我慢できなくなって、突然座り出して泣き出したと思ったら、ズボンが濡れ始めたのよね」 「あ、ああぁ……」 由紀は両手を顔に当て泣き出した。 「あの時の由紀、可愛かったなあ。背もまだわたしより低かったし、いつからわたしよりも高くなったんだっけ? こんなに大きくなって、今じゃ見上げないと話も出来ない」 由紀はわたしの言葉を無視し泣きつづける。 「ふ〜ん、まあいいわ。でも由紀、もういくらおもらししても大丈夫よ、わたしが綺麗にしてあげる」 わたしはシッカリと閉じられている由紀の両膝に手をかけると、軽く開いて、足がM字になるように大きく曲げた。 「ややだぁ……」 閉じようと力を入れるが、由紀の力が「妖魔」であるわたしに敵うわけがない。 「ダメよ、開かないと綺麗に出来ない」 由紀の股間に顔を寄せながらわたしは言った。 「ああ、き、汚いよ……」 「なに言ってるのよ、由紀の身体に汚いところなんてない、それに今からわたしが綺麗にするのよ、綺麗に舐め取ってあげる」 「や、やだぁ〜」 わたしの言葉に反応して、由紀は悲鳴をあげた。 無毛であるわたしと違い、わずかであるがすでに陰毛と呼べるものが、生え始めている。 「由紀、もうこんなに生えてる……」 そう言って、わたしは由紀のワレメの上から、舌を這わせ始めた。 「はうん」 由紀の身体が跳ね、弓なりになる。 わたしは、舌でおしっこをぬぐうように由紀アソコを清め始めた。 「あ、ダメ、汚いよ、や、やめ……」 由紀は口では拒否しながらも、両足の太ももでわたしの頭をがっちり挟み込んでいる。 「ひゃんっ」 可愛い悲鳴が上がり、わたしの頭を挟む太ももに力がこもる。由紀の敏感な突起を軽く噛んで、舌で嬲ったからだ。わたしは右手の人差し指で由紀の、膣口の周りを焦らすように愛撫をはじめる、すでに周囲は嫌らしい液体で大洪水だ。 「いれて欲しい?」 「だ、、だめぇ……」 「ふ〜ん、でも由紀のココ、わたしの指欲しそうにパクパク口あけてる」 「嫌、言わないで」 「欲しいって言って」 「だ、だめ、嫌……」 「強情ねえ、しょうがないな、こっちの穴にあげる」 「ああぁぁ、だめぇ、そ、ソコちがうぅっ」 わたしは由紀のお尻の穴にイキナリ人差し指を差し込んだ。由紀のお尻の穴は大洪水の余波でびっしょりになっていたし、挿入の瞬間に人差し指からお尻の穴の性感帯に強烈な快感を送りこんだおかげで、わたしの指は第二関節まであっさり入っていった。 「い、痛い……ゆ、有宇子痛いよ、抜いて……」 「それは痛いんじゃないのよ由紀、気持がイイの、初めての感覚で、わけがわからないだけよ」 「違う……き、気持よくなんて……ない……」 由紀は必死に否定するが、そんな嘘わたしには通用しない。 「そう? そのわりにエッチな液はどんどん溢れてくるよ、どろどろだよ」 「いやぁ、言わないで……」 「それに、腰が動いてる」 「嘘、そんな事ない」 「でも、由紀のお尻の穴、美味しそうにわたしの指咥えて離さないよ」 「ち、違うぅ……」 「動かしたらどうかな? 少しは素直になるかな?」 わたしはそう言ってゆっくりと人差し指を引き抜き始めた。 「ああんっ」 由紀の嬌声、可愛い、もっともっといじめたい、よがらせたい……邪悪な欲望が心を占拠する。そして、指先まで引き抜いた指を、今度な根元まで一気に挿入する。 「ひぃんっ」 ゆっくり抜き、一気に入れる。それを繰り返すたびに由紀は可愛く喘いだ。 だがイかせない、こんな簡単にイかせてはしない。もっと恥ずかしい、もっと可愛い由紀の姿を見たい、由紀を壊したい。 「ほら? どうなの? 気持がイイんでしょ? 言いなさい、気持がイイの?」 「……です」 か細い声が聞こえる。 「聞こえない」 「気持がイイです」 「どこが?」 「お、お尻の穴も、おまんこも、みんな気持がイイ」 「なんで?」 「有宇子の、有宇子の指が出たり入ったりしてお尻の穴が気持イイ」 「へぇ〜、じゃ、こっちはどうかな?」 「む、にゃ〜〜〜っ」 わたしは空いている左手を尿道口にのばした。 「あ、あぁぁぁぁん、やだ、そこ、おしっこの……おしっこでちゃ……」 由紀の声を無視し、尿道口に指で刺激を与えながら、クリトリスも攻撃し、さらにお尻の穴への攻撃も緩めない。 「ああぁぁ、へん、変だよう、おしっこの穴も、うんちの穴も感じる……おかしくなる、おしっこ漏っちゃう……ああ、やだ、だめ、嫌、やめないで……もっと、もっと、あ、あぁぁ、おしっこ、おしっこもる〜〜〜」 わたしの手に生暖かい液体が再び放出された。 「あ〜ぁ……お、おしっこ……でちゃ……た……」 「ふふふ、またおもらししたね、由紀……二回もおもらしするから、もうシーツがびしょびしょだよ」 わたしは力を使ってベッドに染みたおしっこを蒸発させた、まだにおいは残っているけど、濡れたままよりはましだ。 「はぁ、もうだめ……なんとかして……」 「何とかってなに?」 「い、イかせて……お願い、このままじゃ狂っちゃう」 「そうねぇ」 わたしはちょっと考えるふりをした後、由紀のお尻から指を引き抜いた。 「はうん」 可愛い悲鳴が上がる。 「じゃ、舐めて」 由紀のお尻から抜いた右手の人差し指を、由紀の鼻先に突き付けた。 「え?」 「だから、舐めてって言ってるのよ。指に由紀のうんち付いちゃったから、舐めて清めて」 「い、嫌だ、そんな汚い……」 当然由紀は拒否した、世の中には自分の排泄物を食べて興奮する人種もいるらしいが、由紀がそんな人種じゃないことはわかりきっている。 「じゃあ、イかせられないなあ、だってうんちがついた指で由紀のアソコに指入れたら、変なバイキン入っちゃうよ」 そう言って無理やり由紀の口に指を押し込む、由紀は舌で指を押し出そうとするがそれは逆効果だ、ただ指を舐めてるのと変わらない。 「ねえ由紀、自分のうんち美味しい?」 わたしは指を由紀の舌に擦り付ける。 「んんっんんんっ」 由紀は首を振って否定する。 「でも、感じてるね? だって由紀のやらしい液止まらないもん、どろどろだ……」 わたしは"左手"の中指をゆっくりと由紀の肉襞を掻き分けてながら由紀の膣に進入させた。 「んんっんんん」 由紀はビクッと痙攣した。 「ビックリした? ビックリしたわよねえ、だって、由紀のオマンコに入るはずの指は由紀が舐めてるんだもんね……でもね、わたしも人並みに手は二つあるの……ほら、どんどん入っていくよ、由紀のおまんこ、締め付けてくる……なんか気持イイ……じゃあ約束だから、一気にイカセて上げる」 そう言ってわたしは思いっきりクリトリスを摘み上げた。 「ん、んんんんっっっっっ」 口を指で束縛されているために、可愛い嬌声は聞こえなかったが、由紀は一気に快感を上り詰めるとそのまま失神した。わたしの身体にものすごい勢いで由紀の「精」が流れ込んでくる。 「美味しかったよ、由紀の「精」……」 わたしは失神している由紀の頬にそっとくちづけた。 |