火精
第4話・・・「隷属」

 ぼんやりと意識を取り戻すと、わたしは床の上に座り、壁に寄りかからされて寝ていた。松下さんが足を組んで椅子に腰掛け、わたしを見下ろしている。他の3人の気配はない。
「目がさめたようね、ほかの3人は先に帰したの、ここにはあたしと有宇子しかいないわ。
 それにしても、オナニーもしたことないのに、お尻で気を失うほど感じるなんて、有宇子はエッチな身体してるのね」
 あ、わたしまだ裸のままだ、慌てて隠そうとするが、両手が縛られたままで動かせない。
「もう、あんな姿まで見ちゃったんだから、いまさら裸見られたくらいで」
 見られた・・・そうだ、わたし、松下さんに指でお尻の穴を犯されて「イッた」んだ、生まれて初めてイッた、しかもお尻の穴に指を入れられて・・・あんなに激しく、イヤラシイことを言いながら、わたし・・・
 涙がとめどなくあふれる。
「あらあら、泣いちゃって、でも、泣いても可愛いわ」
 松下さんはわたしの前にひざまづくと、指でそっとわたしの涙をすくった。わたしのお尻を犯した指で。
「でも、仕方がないの、あなたはエッチなことが拒否できない身体なの、そういう生き物なの、あなたの責任じゃないの」
 どういうこと?「そういう生き物」って、まるでわたしが人間じゃないみたいな言い方・・・
 不思議なそうな顔をして、彼女の顔を見る。
「気持よかった?」
「はい・・・」
 わたしはうなずいた。
「もっと、気持よくなりたいのよね?」
 再びうなずくわたし。
「そう、口の中も、おっぱいも、おへそも、耳の穴も、脇の下も、太ももも、足の指も、お尻の穴もいじられて、気持よくなりたいのよね?」
 彼女の言葉に身体が熱くなる、またアソコが濡れてきたみたいだ。
「はい、気持よくなりたいです」
 そんな、こんなこと言うなんて・・・
 否定しようとする理性と裏腹に、口は心の奥に潜む本心を勝手に口にした。
「ふふ、そう、有宇子はヤラシイわね」
「はい、有宇子はヤラシイです」
「メチャメチャになりたい?」
「なりたいです」
「お尻の穴に指入れられたい?」
「入れてください、指、お尻に指入れて・・・」
「それとも、オマンコ弄られたい?」
 ドキン
 心臓が大きく鳴る。
 弄られたい、オマンコ、オマンコ弄られたい・・・
「どうなの?弄られたいの?」
 意地悪な質問を繰り返す。
「は、はい・・・」
 わたしは、身体の欲求に負けて肯定した。
「弄られたい、弄って、お願い・・・」
「どこを?」
「お、オマ・・・弄って」
「え?よく聞こえない」
 ああ、意地悪しないで・・・
「オマンコ、オマンコ弄ってください」
 ついにわたしは、生まれて初めてその言葉を口にしてしまった。体の中に熱く炎のようなものが沸き起こる。
「あ、ああ、弄って、オマンコ、オマンコ弄って、お願い」
 一度口にしてしまうと、関を切ったように、何のためらいもなく卑猥な言葉が口から出てくる。
「ふふ、良く言えました、でも、それだけじゃダメ」
 松下さんは立ち上がった。
 なんで、言ったのに、恥ずかしい思いをして、お願い、もうどうかなっちゃう。
「あたしのペットになる、そう誓って」
 ペット?
「あたしのペットになるって誓えば、もっともっと、有宇子が気持よくなること教えてあげる」
 もっと、もっとよくなれる?
 気持よくなりたい、もっとよくなりたい。
「好きでしょ、気持イイの」
「す、好きです、気持イイの好きです」
 思わず口にする。
「じゃあ、ペットになるわね?」
「ぺ、ペットって?」
「いやらしいペット、好きでしょ?イヤラシイの」
 好き、イヤラシイの、ペットになればもっとイヤラシイことしてくれる?
 もっと気持イイ事してくれる?
「はい、はいなります、ペットにしてください」
「そう、じゃあ、今度から、人前ではあたしを「亜矢さん」って呼ぶこと」
「はい、亜矢さん」
 彼女のファーストネームを初めて知った。
「そう、よくできました。でもね、ペットが飼い主を名前で呼ぶのは変よね?」
 確かにそうだ、わたしは「はい」と答えた。
「じゃあ、ペットにとって飼い主、有宇子にとってあたしはナニ?」
 ?、ペットにとって飼い主?
 飼い主・・・主、主人・・・答えは簡単に出た。
「ご、ご主人様です。有宇子にとって亜矢さんはご主人様です」
 その声を聞くと「ご主人様」は嬉しそうに微笑んだ。
「正解、二人っきりのときはご主人様と呼ぶこと」
「はい、わかりました、ご主人様」
 ご主人様・・・ああ、なんで?そう口にしただけでアソコから、オマンコからヤラシイ液が溢れる。
「そして、最後の約束は、あたしのエッチな命令は絶対聞く、そうしないと有宇子の処女膜無理やり破って捨てちゃうから」
「はい、聞きます、でも、ご主人様なら、有宇子の処女差し上げます」
 わたしは自分でもビックリするようなことを口にした。
「んふ、うれしい、じゃあ、そのうちに戴くわ」
 ああ、ご主人様、わたしはなぜか、歓喜で涙が溢れた、体の中に涌き出た炎がさらに大きく燃え広がった。クラスメイトの女の子のペットになる、そんな屈辱的な約束をさせられ、喜んでいるなんて、わたし、どうなったの?壊れちゃったの?正常な思考ができなくなってきた。
「それじゃあ、誓って、ペットになるって」
「はい、誓います、ご主人様のペットになります」
「ダメよそれじゃ、もっとちゃんと、あたしがいう事を、繰り返して言うの、解った?」
「はい」
「じゃあ、「私、柏木有宇子は、松下亜矢のペットになることを誓います」って言いなさい」
「はい、わ、私、柏木有宇子は、ま、松下亜矢様の、ぺ、ぺ、ペットになることをち、ちか、誓います」
 体の中の炎が再び大きく燃え広がる。アソコからイヤラシイ液が噴き出し、一瞬気が遠くなる。口でしゃべるだけで、触られてもいないのに、わたしはイッてしまった。
 ペットに、わたしは正式にご主人様のペットになったの?これからイヤラシイ事してくれる?オマンコ弄ってくれる?邪な期待が湧き出る。
「よく言えたわね、さあ、立つのよ」
 ご主人様の手を借りてわたしは立ちあがった。
「ホントはね、他の3人はともかく、あたしは「橘」なんてどうでもよかったの」
 橘・・・わたしは、現状の原因のひとつになった、憧れていた同級生のことを、思い出した。なぜか今まですっかり忘れていた。
「あたしの目的は、最初から有宇子だったの」
 え?
「4月に同じクラスになってから、ずっと有宇子のことが気になってた、でも、あなたはいつも橘のことを見ているか、富樫さんと一緒にいて、声をかけづらくて、それであの3人を利用したの、ごめんね」
 意外な告白にわたしは一瞬ぼーっとなった。
 ご主人様は、いきなりわたしの身体を抱き寄せると、激しく唇をむさぼる。
 ああ、ご主人様のキス・・・彼女の意外な告白なんてもうどうでもイイ、必死に彼女の舌に自分の舌を絡ませる、彼女の舌を吸う。
 気持イイ、ご主人様のキス。わたしはすっかりキスの虜になっていた、長い舌がわたしの口の中を蹂躙し犯す。それがとてもイイ。流れ込む唾液も残さず飲み干す。
 ああ、美味しい、ご主人様の唾・・・もっと、もっと欲しい。
 しかし、ご主人様は、唇を放してしまった。
「いや、もっとちょうだい」
 わたしは駄々をこねる。
「有宇子はキス好きね」
「はい、好きです、ご主人様のキス、好き、だからやめないで」
 涙を流しながら、はしたなくおねだりする。
「でも、あたしまだ約束果たしてないでしょ」
 約束?そうだ、キスに心を奪われて大事なことを忘れていた。アソコを、オマンコ弄ってもらうこと・・・
「思い出した?」
「ああぁ、思い出しました、オマンコ、オマンコ」
「有宇子ったら、聞いてるこっちが赤面モノだわ、そんなに言わなくても、ちゃんと弄ってあげるから。ほら、その机に上半身うつ伏せて。そう、お尻をこっちに突き出す感じで。んふ、そうよ、ヤラシイ格好ね」
 わたしの剥き出しのイヤラシイ下半身は、ご主人様に向かって突き出されている。アソコも、お尻に穴もまるだしだ。
 さわって・・・勝手にお尻がおねだりするように動く。体の中の炎がさらに燃え広がる。全身が熱くなる。
「それじゃあ、お待ちかねの・・・んふふ」
 ご主人様の指がついにわたしの無毛のスリットに触れ、肉襞を掻きわけ誰にも触られたことがない、自分すら知らない秘密の場所へ侵入し始めた・・・

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