火精
第5話・・・「車内プレイ」
耳障りな目覚し時計のアラーム音で目が覚めた。 自分の部屋のベットの上。 昨日あのあと、何度も、ご主人様の指でアソコやお尻の穴を嬲られ絶頂を迎え、そのたびに気を失った。ご主人様は有宇子のオマンコを丁寧に解説してくれた、大陰唇、小陰唇、そして、クリトリス、そのクリトリスを剥かれ、絶叫しながら何度も昇天した。気がつくとキチンと制服を着せてもらってご主人様とタクシーに乗っていた。 家に着いたのは9時近くになっていて、母親にメチャクチャ怒られた。何度も携帯に電話したらしい。ご主人様が一緒に謝ってくれなかったら、もっと酷く怒られていただろう。 体が軽い、疲れているはずなのに、なんとなく五感が研ぎ澄まされているような気もする。体の中の炎は相変わらず燃えつづけている。 ベットから出て着替えようと、パジャマを脱ぎ出すと、母親が階段を上る足音が聞こえた、部屋のドアの前で止まった。 「有宇子、早く起きなさい」 そう言いながら、母親がドアを開けるなリ、こう言った。 「あら、珍しい」 珍獣でも発見したかのような目で、わたしを見つめる。 「なによ?お母さん、ツチノコでも見つけたみたいな顔して」 「あんたが、こんな時間に自分で起きるなんて、ツチノコ発見以上よ、天変地異でも起きなきゃいいけど」 笑いながら実の親とは言え、すごく失礼なこと言った。 でも確かにそうだ、低血圧なわたしは、朝は母親に起こされないと絶対に起きれなかった。だけど今日は一人で起きれた、こんなに健やかに、どう言うこと? 「あんた、髪伸びた?それに胸も大きくなったような」 「な、ナニ言ってるのよ」 突然の母の言葉に、慌ててパジャマで露出している胸を隠した。 「一日でそんなに変わるわけないじゃない」 「それもそうよねえ」 母親は少し不服そうな顔をしながら部屋を出ていった。 自分で自分の胸を見下ろし、両手で触ってみる。 昨日の感触を思い出すと、少しアソコが湿ってきた。朝から・・・ あれ・・・大きくなってる・・・確かにわたしの胸は昨日よりも明らかに大きくなっていた。 なんで?たった一日で・・・そんな馬鹿なこと・・・ いつも付けてるブラがキツイ。でもノーブラで学校なんていけないし、無理やりしていくことにした。 ブラウスを着ると髪の毛を掻き揚げる。 あ・・・髪の毛も伸びている。 昨日までは首の付け根までしかなかったはずの髪の毛が、肩甲骨のあたりまで伸びている・・・どう言うこと?『そういう生き物』ご主人様の言葉を思い出す。『そういう生き物』って・・・わたし、人間じゃないの?恐ろしい疑問が沸き起こった。 着替えを済まし、髪の毛が伸びたのがわからないように、後ろで二つに分けてゴムで結わいた。簡単な朝食を済ませて、ブラジャーがキツクなったので、新しいのが欲しいと母に告げ、一万円札をせしめた。 父親は家にいない、小さいながらも貿易会社を経営している父は、海外出張が日常茶飯事で、一年の内に日本にいるのは半年足らずだ。平均よりもかなり裕福な家の一人っ子として、甘やかされて育ったわりには、自分で言うのもなんだが、わたしはあまりわがままも言わないで、まっすぐ育ってきた方だと思う。 玄関のドアを開け外に出る、太陽がまぶしい、5月とはいえ初夏の日差しだ。来週には衣替えだ。 家の前に見なれないシルバーのベンツが止まっていた。父の車よりも一回り大きい。車の窓が開くと中ならご主人様、松下亜矢が顔を出した。 「おはよう、有宇子。お迎えにきて差し上げたわ」 ご主人様はにこやかに微笑んだ。 「お、おはようございます」 わたしは驚きを隠さずに見入った。 「早く乗りなさい」 ご主人様がドアを開ける。 「で、でも」 「どうしたの?誰かと約束してるの?」 その通りだった、わたしは毎朝由紀と一緒に登校していた、駅で待ち合わせて。 「はい、と、富樫由紀さんと」 「そう、富樫さんと一緒に登校しているんだ。富樫さん、携帯持ってる?」 「はい」 「じゃあ、電話して「遅れるから先に行って」って言いなさい」 「わかりました」 わたしは由紀に電話すると、ご主人様に言われたとおりに伝え電話を切った。 「何か言ってた?」 「遅刻しないでって言ってました」 「ふふ、富樫さんって友達思いね、早く乗りなさい」 ご主人様に言われて、わたしはベンツに乗り込んだ、中は想像以上に広い。 「よ、よろしくお願いします」 運転席に向かってわたしが言うと、ご主人様は笑いながら。 「有宇子って律儀ね、でも聞こえないわよ、完全防音だから、話すときはインターホンを使うの」 防音?何のために? 「パパが商談するときに使ってる車なの、知らなかった?あたしのパパ「M建設」の社長なの」 「M建設」、小学生でも知っている一流企業だ、ご主人様がそこの社長令嬢だったなんて・・・ 「知らなかったんだ・・・あたしは有宇子のこと何でも知ってるのに・・・たとえば有宇子のお父様は「K貿易」の社長で今はスペインに商談のため出張中とか。お母様は、元ファッションデザイナーで、今は専業主婦、趣味はテニスとゴルフ、最近はパソコンスクールに通ってるわね」 わたしは驚いた、何でそんなことまで、父がスペインに言ってるなんて全然知らなかった、ただ海外に行っているとしか。それに母がデザイナーだったなんて、由紀にすら話したことがない。 目を丸くしてご主人様を見る。 「ね、何でも知ってるでしょ」 ご主人様は微笑んだ。 「ど、どうして?」 「4月から有宇子のことが気になっていたって言ったでしょ。調べたのよ、大好きな有宇子のこと」 大好きな・・・わたしは真っ赤になった。 「赤くなるのは早いわよ、なんで、学校に行くだけなのに、この車で着たと思う?」 え? 「うちには他にも何台も車あるのよ」 どういうこと? 「ふふ、わからない?有宇子のエッチな声が外に漏れないようにするために、決まってるじゃない」 あ・・・ わたしは真っ赤になった、朝から、学校に行く途中でまで、エッチなことしてくれる・・・もうアソコも湿り始めていた。 「んふ、想像しただけで感じちゃった?ほら、パンツ脱ぎなさい」 ご主人様の命令で、わたしはいそいそとパンツを脱いだ。 「貸して」 脱いだばかりのパンツを、ご主人様が取り上げる。 「有宇子のにおい」 「や、やめて・・・」 ご主人様は脱いだばかりのあたしのパンツのにおいを嗅ぎはじめた。 「あ、におい嗅がないで、恥ずかしい・・・」 「有宇子のパンツイイにおい」 「ああ、返してください・・・」 「ダメよ、放課後まで与かるわ」 そう言うとわたしのパンツをスカートのポケットに丸め込んだ。 そ、そんな・・・放課後までノーパンで過ごすなんて・・・ そんなことを考えただけで、アソコはグジュッとなる。 「スカートも取りなさい、シミになるから。大丈夫、運転席からも、外からもスモークで見えないから」 命令どおりスカートを外す。下半身丸出しの状態だ。 アソコはブラウスで何とか隠れている。 「ふふ、有宇子、昨日と変わったでしょ」 え? 「オッパイ大きくなってるよ」 嘘、何でわかるの?反射的に両手で胸を隠す。 「そしてココも」 言いながら、わたしの股間に手を差し入れる。 あ、もう気持がイイ。 「ほらやっぱり、自分でも触ってみなさい」 どういうこと? おずおずとアソコへ手を伸ばし、無毛のスリットを触る・・・あれ? 「ふふ、どう?」 「な、なんで・・・」 昨日まで、確かに産毛すら生えていなかったわたしのアソコ、その周りにほんのわずだが、産毛らしきものが生え始めている。 「ど、どう言うこと?昨日まで・・・」 「エッチな子は成長も早いのね、ふふふ」 なんで?たった一日で、ほんのわずかとはいえ、目で見てわかるほどに髪の毛は伸び、胸は成長し、アソコの毛まで生え始めるなんて・・・どうなってるのわたし・・・ 「やっぱり、エッチな生き物ね、有宇子は」 エッチな生き物・・・「あなたはエッチなことが拒否できない身体なの、そういう生き物なの、あなたの責任じゃないの」昨日の言葉を思い出す。 「あ、ご、ご主人様、わ、エッチな生き物ってなに?わたし、人間じゃないんですか?」 ご主人様の目をじっと見詰めて、突拍子もない質問をする。きっとご主人様は笑って否定するだろう。 「ふふ、知りたい?」 想像を呆気なく裏切り、意味深な笑みを浮かべるご主人様。 「言ったでしょ、あたしは有宇子のことなら何でも知ってるて、有宇子の知らない事だって」 あ・・・ 「どう、知りたい?」 知りたい・・・いや、聞きたくない、もし、肯定されたら・・・「有宇子は人間じゃない」って言われたら、どうする?・・・ナニ言ってるの、わたし、どう見たって人間だよ。どこが他の人と違うって言うのよ。ちょっと体が、自分の想像以上にエッチだって分かっただけで、他の人とどこが違う?ちょっと幼児体形なだけじゃない。 自分の中で自問自答する。 「ナニ考えてるか当ててあげようか?「人間じゃないって肯定されたらどうしよう」と思ってるでしょ?あと「自分が他人とどこが違うか?」とも思ってる」 驚愕、なんで、なんでわたしの考えが分かるの? 「不思議そうな顔しないで、ご主人様がペットの考えがわかるなんて、当たり前のことでしょ」 そう言えば、よく犬や猫と話している人もいる・・・ 「でも・・・」 「わたしは、犬や猫じゃないって言いたいの?残念ね、有宇子は、柏木有宇子は人間じゃないわ」 あ、な、ナニ言ってるのご主人様・・・わたしが人間じゃないなんて。 「だって、有宇子はあたしのペットでしょ、ペットは人間じゃないわ」 そう言うと、ご主人様はわたしの唇を、自らの唇でふさいだ。 なんだ、そう言うことか・・・わたしは安堵すると、自らすすんで、ご主人様の舌を貪った。 ああ、美味しい、ご主人様のキス美味しいよう。 スイッチが入ったようにエッチな気持が拡大する。それと共に体の中の炎も燃え上がる。 ご主人様はわたしの右手の中指をとると、そのあまま、わたしのお尻の穴に導く。自分の指でお尻の穴を弄る。ああぁぁ、き、気持イイ。 しばらく穴の周りをじらすように弄ると、ついにお尻の穴にわたしの指を差し込んだ。 「あ、あああぁぁぁ」 車内にわたしの嬌声が響く。 「どう、自分の指を入れてみた感想は?」 ああ、気持イイ、自分で自分を犯してる。 「どう?」 「き、気持イイです」 「どこが?」 「お、お尻、お尻の穴」 「なんで?」 「自分で、自分の指をお尻に入れて・・・」 「ふ〜ん」 「ああ、気持イイです、有宇子は自分で自分のお尻を犯して気持イイ変態です」 わたしは命令されてもいないのに、勝手に叫び出した。 「ふ〜ん、有宇子はお尻がイイんだ。じゃあ、オマンコは弄らなくてもイイね?」 え・・・イヤだ、オマンコも弄って・・・ モノ欲しそうな目でご主人様の目を見る。 「口で言わないとわからないなあ」 さ、さっきは有宇子の考えてることなんてわかるって言ったのに。ご主人様の意地悪・・・ 「さあ、言いなさい、何して欲しいの?」 「ゆ、有宇子のオマンコ、弄って、弄ってください」 わたしは自分の指でお尻の穴を犯しながら、涙を流して懇願した。 「オマンコのどこを、弄って欲しい?」 焦らすように、ゆっくりと質問する。 「く、クリトリス、昨日ご主人様に教えてもらった、クリトリス触って・・・」 「クリトリスねえ、でも、覚えてる?昨日最後にクリちゃん触ったら、有宇子おもらししちゃって、大変だったんだから」 え?おもらし・・・ 「その顔は全然覚えてないのね?」 「わたし、おもらししたの?」 「うん、イキながらね、可愛かった」 ご主人様は微笑んだ。 そ、そんな、おもらしまでしてたなんて・・・ 「今日も可愛くしてあげる」 ご主人様の手が伸び、わたしのクリトリス、昨日その存在を初めて知った部分を軽くつまんだ。 「は、ああぁぁぁん」 身体を電流が走り、炎が大きく燃え盛る。そして頭の中が真っ白に・・・ お尻の下の冷たさで、意識を取り戻した。 気を失ってたのはほんの一瞬のようだ。 「ふふ、有宇子って、お尻の穴だけじゃなくて、クリちゃんも弱点なのね。軽くつまんだだけで、またおしこもらしながらイッちゃうなんて」 ああ、この冷たさは、おしっこ・・・またもらしちゃった。自分が情けなくなる、いくら気持がよかったとはいえ、中二にもなっておもらしなんて・・・ 「でも、気持がよかったでしょ?」 き、気持イイ?おしっこもらすの、気持がイイ?・・・よかった、気持よかった・・・もっと、もっと欲しい・・・ 「はい、もっと弄って、もっとして」 わたしは、はしたないおねだりをする。 「でも、もうすぐ学校に着くわ。残念だけど今朝はココまでね」 そ、そんな、まだ、まだ足りない、満たされ足りない・・・ 「そんなモノ欲しそうな顔しないの、お昼休みと放課後も、しっかり可愛がってあげるわ。放課後は家にも招待してあげる」 「ほ、ホントですか?」 「可愛い有宇子ちゃんに嘘はつかないわ、ほら、こんなままじゃ学校に行けないわよ」 そう言うとご主人様はウェットティッシュで、わたしのおしっこと、ヤラシイ液で汚れたアソコと、涙とよだれと、鼻水だらけの顔を拭き清めてくれ、わたしの両足をまるで、オムツを変える赤ちゃんのように広げ、どこからか取り出したベビーパウダーをアソコへ打ちつけた。 「あ、あかちゃんみたい・・・」 わたしが言うと。 「有宇子は、おもらしするあかちゃんでしょ」 ご主人様の言葉に、わたしは真っ赤になって「はい」と小さくうなずいた。 ご主人様は満足そうにうなずいた。 予鈴ギリギリにご主人様とわたしは、教室についた。ご主人様はわたしの肩をしっかる抱き寄せて、身体を密着させている。わたしはご主人様に体重を半ばあずけて歩いている。 鞄でスカートが持ち上がらないように、シッカリさえる、なにせわたしは今現在下半身に下着をつけていないのだ、わたしの下半身を覆うべきパンツは、ご主人様のポケットに入っている。 「有宇子、おはよう」 先に学校に着いていた由紀が、不審そうな目でこっちを見ながら挨拶してきた。 「おはよう、由紀、今朝はご免ね」 わたしはご主人様にべったりくっ付きながら、由紀に今朝一緒に登校できなかったことを詫びた。 「おはよう、富樫さん」 「あ、松下さん、おはよう・・・」 ご主人様に慌てて挨拶する由紀。じっとご主人様の顔を見る。 「どうしたの?富樫さん、あたしの顔に何かついてる?」 「え、え〜と」 不意の問いに由紀は少し戸惑いながらも、こう聞いた。 「いや、有宇子と松下さん、いつからそんなに仲良くなったのかな?っと思って、昨日まで話してるところなんて見た事なかったから」 「あ、もしかして、富樫さん妬いてるの?そう言えば富樫さんと有宇子ちゃん仲良かったもんね」 「や、妬いてるなんて・・・」 由紀は慌てて否定する。 「昨日からよね?」 ご主人様はそう言って、顔を息がかかるほどわたしの顔に寄せた。 由紀は少し赤くなって見ている。 「うん、ご、亜矢さん」 わたしも頬を染めてうなずいた。 「昨日今日でそんなに仲良く?」 「愛に時間は関係ないわ」 由紀の問いにご主人様はそう答えた。 愛・・・ご主人様はわたしのことを愛しているのだろうか? 「あ、愛って・・・」 由紀は赤面する。 「変な想像しないでよ、富樫さんエッチねえ」 ご主人様は笑った。 「へ、変な想像って、そんなのしてない」 由紀のした想像はおそらく半分も当たっていまい、きっと、ご主人様とわたしは由紀の想像以上の関係だ。 「冗談よ、冗談、富樫さんって真面目ね」 そう言いながら、ご主人様はさらに強くわたしを抱き寄せた、わたしはご主人様のなすがまま。体の中の炎は激しく燃えたままだった。 |